交野みどりネット(交野市環境基本計画推進会議)

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富田林の里山見学会

カテゴリー:自然環境部会

●「富田林の里山見学会」を下記に日程で行いました。
・日時:2014年11月9日(日)9:00~15:15
・場所:富田林市 奥の谷
・参加者:14名
※(講座生、スタッフ及び交野市みどり環境課職員を含む)

里山保全の実践を学ぶ「かたの未来の里づくり講座」の終了を受けて、自然環境部会のメンバーと講座の卒業生で、富田林の里山保全活動の現場を見学してきました。
これから私たちが交野の山で進める活動の参考とするためです。

小雨煙る中、マイクロバスにて出発。午前10時に、滝谷不動尊の駐車場に到着。
ここで、保全活動を行っておられる、田淵武夫先生の出迎えをうけ、約30分の徒歩で、活動地の作業小屋に着きました。

ここの拠点小屋(旧みかん小屋)から、太陽光発電小屋の前を通り、建設中の炭焼き小屋(竹炭)を見学しながら、小高い丘に登りました。
ここはみかん山だったとのこと。
ぬかるむ小道をさらに登り、尾根伝いに進むと、左右の雑木林の様子が明らかに異なる風景に出会いました。
写真はその風景の一コマです。
写真右側は保全の手が入った林です。間伐、枝打ち、下刈りされた林床は明るく、*草本が見られました。

「富田林の里山見学会」の様子

写真の左側は、まだ間伐されていない林です。
左側の林では、*照葉樹林への移行が感じられます。
足元を気にしながら 間伐現場へ向かいました。当日は雨のため、活動は中止されていました。
ここで、田淵先生から、「作業途中の*かかり木の扱い」等の説明などをお聞きしたあと下山し、12時過ぎに活動小屋に戻り昼食。

午後からは、田淵先生から活動の進め方についてお話をいただきました。
「保全活動への協力を求めるために、その山の土地所有者と話をする際には、第三者を交えるのが良い。ベストは市役所の人が話し合いの場に加わること」など、長年の実践経験からのとても参考になるアドバイスをいただきました。

ここでの20年の里山活動の実績によって、大きな信頼を勝ち取ってこられたことが実感でき、今後のみどりネットの活動に数多くのヒントが得られた有意義な里山の見学会でした。
なお、当日のマイクロバス内で参加者の感想・意見をメモに書いて出していただきました。
このメモは、整理して、今後の自然環境部会の活動に活用します。

※の説明
*草本(そうほん):木部があまり発達せず、地上部一年で枯れる植物の総称
*照葉樹林:シイ・カシ類などの、冬でも落葉しない常緑の広葉樹の林
*かかり木:伐採した木が倒れずに、隣の木など障害物に引っ掛ってしまったもの


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